1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問34 (空気調和・給排水衛生設備 問20)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問34(空気調和・給排水衛生設備 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

不活性ガス消火設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 常時人がいない部分以外の部分は、全域放出方式又は局所放出方式としてはならない。
  • ボイラー室等の多量の火気を使用する室に、不活性ガス消火設備を設置する場合の消火剤は、二酸化炭素とする。
  • 貯蔵容器は、防護区画以外の温度が40℃以下で温度変化が少なく、直射日光及び雨水のかかるおそれの少ない場所に設ける。
  • 全域放出方式の不活性ガス消火設備(窒素、IGー55又はIGー541を放射するものに限る。)を設置した防護区画は、当該防護区画内の圧力上昇を防止するための措置は必要ない。

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この過去問の解説 (3件)

01

不活性ガス消火設備に関する問題です。

選択肢1. 常時人がいない部分以外の部分は、全域放出方式又は局所放出方式としてはならない。

問題文の通りです。

 

「消防法施行規則第19条(不活性ガス消火設備に関する基準)」第5項に基準が示されています。

 

【 全域放出方式または局所放出方式の不活性ガス消火設備の設置と維持に関する技術上基準細目は、次のとおりです。

1.駐車場および通信機器室で常時人がいないところには、全域放出方式の不活性ガス消火設備を設けます。

1.2 常時人がいない所以外には、全域放出方式または局所放出方式の不活性ガス消火設備を設けてはなりません。 】

選択肢2. ボイラー室等の多量の火気を使用する室に、不活性ガス消火設備を設置する場合の消火剤は、二酸化炭素とする。

問題文の通りです。

 

「消防法施行規則第19条(不活性ガス消火設備に関する基準)」第5項第2の2号

 

【 全域放出方式の不活性ガス消火設備に使用する消火剤は、次表上欄の消火設備を設置する防火対象物またはそれの区分に応じた消火剤とします。

鍛造場、ボイラー室、乾燥室、他に多量の火気を使用する場所、ガスタービンが原動力の発電機設置場所、指定可燃物を貯蔵しまたは取り扱う防火対象物か扱う場所……消火剤の種類は、2酸化炭素とします。 】

選択肢3. 貯蔵容器は、防護区画以外の温度が40℃以下で温度変化が少なく、直射日光及び雨水のかかるおそれの少ない場所に設ける。

問題文の通りです。

 

「消防法施行規則第19条(不活性ガス消火設備に関する基準)」第6項に規定されます。

 

貯蔵容器は、次のイからハに従って設けます

イ 防護区画以外の場所に設けます。

ロ 温度 40℃以下で、温度変化が少ない場所に設けます。

ハ 直射日光および雨水のかからないような場所に設けます。 】

選択肢4. 全域放出方式の不活性ガス消火設備(窒素、IGー55又はIGー541を放射するものに限る。)を設置した防護区画は、当該防護区画内の圧力上昇を防止するための措置は必要ない。

全域放出方式の不活性ガス消火設備(窒素、IGー55又はIGー541を放射するものに限る。)を設置した防護区画は、当該防護区画内の圧力上昇を防止するための措置を講じること

 

「消防法施行規則第19条(不活性ガス消火設備に関する基準)」第5項第22の2号に規定されています。

 

【 全域放出方式の不活性ガス消火設備(窒素、IG-55又は IG-541を放射するものに限ります。)を設置した防護区画には、防護区画内の圧力上昇の防止措置を講じます。 】

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02

不活性ガス消化設備に関する問題です。

選択肢1. 常時人がいない部分以外の部分は、全域放出方式又は局所放出方式としてはならない。

 

文章の通りです。

 

常時人がいない部分以外の部分は

全域放出方式局所放出方式してはいけないです

選択肢2. ボイラー室等の多量の火気を使用する室に、不活性ガス消火設備を設置する場合の消火剤は、二酸化炭素とする。

 

文章の通りです。

 

高温環境・金属との反応を避けるために

消化剤として二酸化炭素を使用します。

選択肢3. 貯蔵容器は、防護区画以外の温度が40℃以下で温度変化が少なく、直射日光及び雨水のかかるおそれの少ない場所に設ける。

 

文章の通りです。

 

設置条件は

防護区画以外の設置→火災時の爆発を防ぐ

40℃以下の温度変化が少ない→容器の損傷防ぐ

直射日光や雨水のかかるおそれが少ない→腐食・機能低下を防ぐ

 

の条件で貯蔵容器を設置します。

選択肢4. 全域放出方式の不活性ガス消火設備(窒素、IGー55又はIGー541を放射するものに限る。)を設置した防護区画は、当該防護区画内の圧力上昇を防止するための措置は必要ない。

 

当該防護区画内の圧力上昇を防止するための措置は必要ない

 

誤りです。

圧力上昇を防止するために避圧口を設けます

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03

不活性ガス消火設備に関する問題です。

不活性ガス消火設備は、窒素や二酸化炭素などの不活性ガスを放出して酸素濃度を低下させることで消火する設備です。電気設備室や通信機器室など、水による消火が適さない場所で使用されます。

本問では、不活性ガス消火設備の設置基準や安全対策について正しく理解しているかが問われています。

選択肢1. 常時人がいない部分以外の部分は、全域放出方式又は局所放出方式としてはならない。

正しいです。

全域放出方式や局所放出方式は、消火剤を大量に放出して酸素濃度を低下させるため、人命に危険を及ぼすおそれがあります。

そのため、原則として常時人がいない場所に設置することとされています。

選択肢2. ボイラー室等の多量の火気を使用する室に、不活性ガス消火設備を設置する場合の消火剤は、二酸化炭素とする。

正しいです。

ボイラー室や乾燥室など、多量の火気を使用する場所では、不活性ガス消火設備の消火剤として二酸化炭素を使用します。

これは消防法施行規則で定められている内容です。

選択肢3. 貯蔵容器は、防護区画以外の温度が40℃以下で温度変化が少なく、直射日光及び雨水のかかるおそれの少ない場所に設ける。

正しいです。

消火剤を貯蔵する容器は、

防護区画以外の場所

温度40℃以下で温度変化が少ない場所

直射日光や雨水の影響を受けにくい場所

に設置する必要があります。

これは容器の安全性や性能を維持するためです。

選択肢4. 全域放出方式の不活性ガス消火設備(窒素、IGー55又はIGー541を放射するものに限る。)を設置した防護区画は、当該防護区画内の圧力上昇を防止するための措置は必要ない。

誤りです。

窒素、IG-55、IG-541などの不活性ガスを全域放出すると、防護区画内の圧力が急激に上昇します。

そのため、防護区画の壁や扉の破損を防ぐために、

圧力上昇を防止するための措置(避圧口の設置など)

を講じなければなりません。

「必要ない」としている部分が誤りです。

まとめ

不活性ガス消火設備は、水による消火が適さない場所で使用される設備です。全域放出方式は原則として常時人がいない場所に設置し、窒素やIG-55、IG-541を使用する場合は、放出時の圧力上昇を防ぐため避圧口などの対策が必要です。安全対策と設置基準をあわせて覚えておきましょう。

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