1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問1 (問題A ユニットa 問1)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問1(問題A ユニットa 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示すグラフにおいて、暑さ指数(WBGT)と熱中症患者発生率の関係を表したものとして、適当なものはどれか。
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この過去問の解説 (1件)

01

暑さ指数(WBGT)と熱中症患者発生率の関係を表したグラフに関する問題です。

 

暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的とした指標です。

日常生活に関する指針は、下表のようになります。

暑さ指数

(WBGT)

生活活動の目安注意点

危険

(31以上)

全ての生活活動で

起こる危険性

高齢者は安静状態でも

起こる危険性があります。

外出を避け、涼しい

室内で過ごします。

厳重警戒

(28以上31未満)

外出時は炎天下を避け、

室以内の室温上昇に注意。

警戒

(25以上28未満)

中等度以上の

生活活動で

起こる危険性

運動や激しい労働では、

定期的に充分な休息が

必用。

注意

(25未満)

強い生活活動で

起こる危険性

一般的に危険性は少ない。

激しい運動や重労働時に、

発生の危険性あり。

 

横軸にWBGT(WBGTは日最高の暑さ指数を取ります)、縦軸に熱中症患者発生率を取ったグラフは、WBGTが25くらいまでは、熱中症患者発生率はほぼゼロですが、それ以降が徐々に上昇し、28(厳重警戒)を超えると、熱中症患者数が著しく増加します。

(環境省 https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php  参照)

選択肢1. ①

 

正規のグラフと全く逆の傾向です。

選択肢2. ②

 

解説どおりの傾向です。

選択肢3. ③

 

WBGTが低い間は、熱中症患者数は増えずほぼゼロです。

28を超えると、図のように右肩上がりに上昇します。

選択肢4. ④

 

急上昇する傾向は合っていますが、WBGTがゼロから上がることはありません。

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