1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問67 (問題B ユニットf 問2)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問67(問題B ユニットf 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

工程管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
  • 工程表作成の検討時には、下請能力、資機材の製作日数、現場の安全確認等、施工全般との関連を考慮する。
  • ネットワーク工程表において、当該作業のフリーフロートを使用すると、後続作業に遅れが生じる。
  • ネットワーク工程表は、作業の関連性がはっきりとし、工事遅延した際の計画変更に対応しやすい。
  • ネットワーク工程表において工期短縮を検討する際、作業の順序入れ替えを行ってはいけない。

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この過去問の解説 (1件)

01

工程管理に関する問題です。

選択肢1. 工程表作成の検討時には、下請能力、資機材の製作日数、現場の安全確認等、施工全般との関連を考慮する。

問題文の内容通りです

 

工程が遅れる原因には、次のようなものがあります。

設計変更手続き遅延、必要資材の入手困難、作業員などの不足、関連工事との調整不備、作業能率低下、作業機材不備・事故、官庁連絡不備・問題処理ルーズ

 

したがって、工程表作成時の検討には、遅れる原因をなくす検討を行えばよいことになります。

・設計変更時の手続きのマニュアル化、資材の発注から納品までの管理、作業ごとの必要人員と日単位の必要人員確認・調整、関連工事の緻密な調整、作業手順の整備、作業機材の作業ごとの手配確認とバックアップ調整、余裕ある官庁申請と指摘問題の即日回答などがあげられます。

選択肢2. ネットワーク工程表において、当該作業のフリーフロートを使用すると、後続作業に遅れが生じる。

ネットワーク工程表において、当該作業のフリーフロートを使い切ると、後続作業に遅れが生じる

 

ネットワーク行程では、クリティカルパスが決められていますが、その工程にはフリーフロートが存在します。

 

フリーフロートとは、作業を最早開始時刻で始め、後続する作業も最早開始時刻で初めても、なお余裕時間が存在して、その作業中に使っても、後続作業に影響を及ぼしません。

しかし、フリーフロートを使い切ると、後続作業に影響し始め、クリティカルパスに影響します。

選択肢3. ネットワーク工程表は、作業の関連性がはっきりとし、工事遅延した際の計画変更に対応しやすい。

問題文の内容通りです

 

ネットワーク工程表の利点には、次のようなことがあります。

・作業の順序関係が明確で、施工計画段階での工事順序検討ができるようになります。

・ネックとなる作業が明らかとなり、重点管理が明確になります。

・作業順序が明確になり、工事担当者間で細部での具体的な情報交換ができます。

・工事途中での計画変更に、速やかに対応可能です。

選択肢4. ネットワーク工程表において工期短縮を検討する際、作業の順序入れ替えを行ってはいけない。

ネットワーク工程表において工期短縮を検討する際、作業の順序入れ替えの検討も1つの工期短縮方法として行います

 

工期短縮を図る方法には、作業員や機材を増やすことが考えられますが、作業の費用が高額になることが、問題です。

工期短縮の検討には、次の方法を検討します。

・作業員や機材を増やすことでの、工期短縮を検討します。

・並行作業を取り入れて、工期短縮を検討します。

・作業順序を変更することによる工期短縮を検討します。

 

以上のような検討を加え、掛かるコストが最も低額になる方法(1つの方法だけでなく、複合した工期短縮の方法です)を選びます。

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