1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問15 (空気調和・給排水衛生設備 問1)
問題文
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問15(空気調和・給排水衛生設備 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 変流量方式における流量制御には、ポンプのインバーターによる回転数制御やポンプの台数制御がある。
- 冷温水の大温度差空調システムは、往き・還りの温度差を大きくとることで流量が少なくなり、ポンプの搬送動力を削減できる。
- 蓄熱方式による空調システムは、電力負荷の平準化が図れるが、熱源容量は非蓄熱方式より大きくなる。
- 熱源を適切な容量、台数に分割し台数制御を行うことにより、低負荷時の熱源機器の運転効率がよくなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
省エネルギーに効果がある空調計画に関する問題です。
正
問題文の通りです。
変流量方式は、負荷に応じて水量を絞ると、循環水量が変化します。
流量制御方式には、ポンプのインバータによる回転数制御と、インバータによる回転制御に加えポンプの台数制御を組合せる方式が、実際の運転で使用されています。
変流量方式の留意点は、主に次となります。
・通常は熱源機器流量は変化させませんが、変流量となったときに、熱源機器の制御範囲に入っていることを確認します。
・空調機の水量制御は、二方弁で制御します。
・ポンプの締め切り運転が起こらないように注意します。
正
問題文の通りです。
大温度差空調システムは、熱源から空調機までに往く冷温水と、還りの冷温水の温度差を大きくすることで、水量や空気量の搬送量を小さくできます。
搬送水量と空気量が低減されるため、ポンプの動力が減少でき、また、ダクトや配管をコンパクト化も可能なため、コスト削減ができるようになります。
誤
蓄熱方式による空調システムは、電力負荷の平準化が図れるが、熱源容量は非蓄熱方式より小さくなります。
熱需給のバランスが取れた調整ができ、運転負荷を均一化できます。
運転時間や時刻を自由に選ぶことができ、夜間電力の安価なことを利用した、運転で低コストでの運転ができます。
水槽の構築費用が掛かったり、開放水槽ではポンプ水頭が大きくなり搬送動力が増すなど、コスト的にデメリットな部分は発生します。
全体的には、蓄熱槽を利用することで、ピークカットができ、熱源機器の容量を小さくできます。
正
問題文の通りです。
熱源の台数制御により、容量が適切に配分でき、台数を分割できるため、効率的な運転が可能となり、熱源と搬送動力削減で省エネルギーに貢献します。
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02
省エネルギーに効果がある空調計画に関する問題です。
◯
文章の通りです。
ポンプにインバーターを設置しモーターの回転数を制御し
流量を制御する方式と
複数台設置されたポンプを負荷に応じて
起動・停止させて必要な流量を確保する方式があります。
◯
文章の通りです。
W=p・g・H・Q/η
ポンプ動力を求められます。
p→流体の密度 g→重力加速度
H→全揚程 Q→流量 η→ポンプ効率
流量が減ることでポンプ動力も小さくなります。
☓
蓄熱方式による熱源容量は非蓄熱方式より大きくなる。
非蓄熱方式より小さくなります。
蓄熱方式は
夜間の長時間運転で蓄熱をします。
昼間の最大負荷を直接まかなう必要がないです。
よって蓄熱方式は非蓄熱方式より小さくなります。
◯
文章の通りです。
単一で低負荷運転はCOPや熱効率が悪化します。
台数を増やすことにより、負荷低減になります。
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03
空調設備の省エネルギー化では、熱源機器の効率向上だけでなく、搬送動力の削減や負荷変動への適切な対応が重要です。各方式の特徴や省エネルギー効果を理解しておくことが求められます。
正しいです
変流量方式では、空調負荷の変化に応じて冷温水の流量を調整します。主な制御方法として、ポンプのインバーターによる回転数制御や、複数台のポンプを運転・停止する台数制御があります。
正しいです
大温度差空調システムは、往き温度と還り温度の差を大きくすることで必要流量を減らすことができます。その結果、ポンプの搬送動力を削減でき、省エネルギーにつながります。
誤りです
蓄熱方式は、夜間の割安な電力を利用して熱を蓄え、昼間の空調負荷に対応する方式です。電力負荷の平準化やピークカットが可能となり、一般的に熱源容量は非蓄熱方式より小さくすることができます。
正しいです
熱源機器を適切な容量・台数に分割し、負荷に応じて台数制御を行うことで、低負荷時にも効率の良い運転が可能になります。そのため、省エネルギー効果が期待できます。
蓄熱方式は蓄熱槽を利用して負荷を平準化できるため、熱源機器のピーク負荷を抑えることができます。そのため、「熱源容量は非蓄熱方式より大きくなる」とする記述は適当ではありません。
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