1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問16 (空気調和・給排水衛生設備 問2)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問16(空気調和・給排水衛生設備 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

空気調和方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 床吹出し方式は、吹出口の移動や増設に対応しやすい。
  • 変風量単一ダクト方式は、室の負荷変動に対応しやすい。
  • 全空気方式は、ファンコイルユニット・ダクト併用方式に比べ、中間期の外気冷房を行いやすい。
  • ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べて空気の搬送動力が大きい。

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この過去問の解説 (3件)

01

空気調和方式に関する問題です。

選択肢1. 床吹出し方式は、吹出口の移動や増設に対応しやすい。

問題文の通りです。

 

床吹出し方式は、二重床を空調の搬送スペースとして使う方式です。

二重床に設けられた吹出し口から室内に吹出して温度と湿度が制御されます。還気は天井のチャンバーより空調機へ戻されます。

・空調負荷の変化に柔軟に対応できます。吹出し口の増設や機器の増設に対応できます。

選択肢2. 変風量単一ダクト方式は、室の負荷変動に対応しやすい。

問題文の通りです。

 

VAV方式とも言われ、送風温度を一定とし、部屋ごとに風量制御ユニットで送風量を変えられ、送風不要な部屋は単独で停止できます。

選択肢3. 全空気方式は、ファンコイルユニット・ダクト併用方式に比べ、中間期の外気冷房を行いやすい。

問題文の通りです。

 

全空気方式は給気量が多く、還り送風機によって中間期での外気冷房が可能になります。

ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、給気量が少ないため、外気冷房は難しくなります。

選択肢4. ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べて空気の搬送動力が大きい。

ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べて空気の搬送動力が、小さいです

 

ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、電動機直結送風機・冷温水コイルなどを内蔵したファンコイルユニットを各部屋ごとに配置し、中央機械室からの冷温水を熱処理し、機械室の空調機から外気と還り空気を冷却して部屋に送ります。

 

全空気方式では部屋に必要な全空気を供給する搬送動力を必要とするのに対し、ファインコイルユニット方式は、給気を部屋ごとに負荷調整が可能で空気の搬送動力を小さくできます。

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02

空調設備の空気調和方式に関する問題です。

選択肢1. 床吹出し方式は、吹出口の移動や増設に対応しやすい。

 

文章の通りです。

 

床吹出し方式は空調用の風を床下空間から室内へ供給する方式で

吹出口を床面に設置するためレイアウト変更が容易という特徴です。

選択肢2. 変風量単一ダクト方式は、室の負荷変動に対応しやすい。

 

文章の通りです。

変風量単一ダクト方式各室の負荷変動に対応します

定風量単一ダクト方式各室の負荷変動に対応できないです

選択肢3. 全空気方式は、ファンコイルユニット・ダクト併用方式に比べ、中間期の外気冷房を行いやすい。

 

文章の通りです。

 

全空気方式は外気を制御している空調機に混合ダンパーや

外気制御機能があり外気導入が容易です。

選択肢4. ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べて空気の搬送動力が大きい。

 

ファンコイルユニットダクト併用方式は

全空気方式に比べ空気の搬送動力が小さいです。

冷暖房は各室のファンコイルユニットで行うため

ダクトが最小限の外気供給や排気に使用します。

 

よって搬送動力が小さくなります。

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03

空気調和方式にはさまざまな種類があり、建物の用途や運用方法に応じて選定されます。それぞれの方式には特徴があり、省エネルギー性や負荷変動への対応性、設備スペースなどの観点から理解しておくことが重要です。

選択肢1. 床吹出し方式は、吹出口の移動や増設に対応しやすい。

正しいです

床吹出し方式は、二重床内を給気経路として利用する方式です。吹出口を床面に設置するため、レイアウト変更に合わせて吹出口の移設や増設を行いやすい特徴があります。

選択肢2. 変風量単一ダクト方式は、室の負荷変動に対応しやすい。

正しいです

変風量単一ダクト方式(VAV方式)は、送風温度を一定としながら風量を調整することで室内負荷に対応します。そのため、負荷変動の大きい建物にも適した方式です。

選択肢3. 全空気方式は、ファンコイルユニット・ダクト併用方式に比べ、中間期の外気冷房を行いやすい。

正しいです

全空気方式は、空調に必要な熱をすべて空気によって搬送する方式です。外気の導入量を柔軟に調整できるため、中間期には外気冷房を行いやすいという特徴があります。

選択肢4. ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べて空気の搬送動力が大きい。

誤りです

ファンコイルユニット・ダクト併用方式では、冷暖房の主要な熱搬送を冷温水で行います。そのため、全空気方式に比べて必要な送風量が少なくなり、空気の搬送動力も小さくなります。

まとめ

ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、熱の搬送を主に冷温水で行うため、全空気方式よりも空気搬送量を抑えることができます。したがって、「空気の搬送動力が大きい」とする記述は適当ではありません。

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