1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問17 (空気調和・給排水衛生設備 問3)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問17(空気調和・給排水衛生設備 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示す冷房時の湿り空気線図における空気調和機のコイルの冷却負荷の値として、適当なものはどれか。
ただし、送風量は6,000m3/h、空気の密度は1.2kg/m3とする。
問題文の画像
  • 18kW
  • 26kW
  • 44kW
  • 84kW

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

冷房時の湿り空気線図に対し、空気調和機のコイル冷却負荷に関する問題です。

 

空調システム冷房時の基本プロセスと、湿り空気線図を下図に示します。

➀~⑤は、それぞれ対応しています。

なお、④は装置露点温度を表す状態点(冷水温度)です。

 

冷却コイルの容量 qC は、次の式で表されます。

 

qC = (V×(h3-h5)×ρ)/3.6

ここで、V[m3/h]は送風量、h3、h5[kJ/kg]は③と⑤のエンタルピー、ρ[kg/m3]は空気密度です。

冷却コイル負荷は、コイル通過前後の空気のエンタルピー差から求めます。本問では、③のエンタルピーが67kJ/kg、⑤のエンタルピーが45kJ/kgであるため、次のようになります。

qC = (6000×(67-45)×1.2)/3.6
= 44000[W]
= 44[kW]

 

なお、冷却コイル負荷qCは、室内負荷と室外負荷のが合わさった負荷です。

 

選択肢1. 18kW

誤りです。

室外負荷になります。

選択肢2. 26kW

誤りです。

室内負荷になります。

選択肢3. 44kW

正解です。

解説どおりの計算結果です。

選択肢4. 84kW

誤りです。

参考になった数120

02

冷房時のコイル冷却負荷の計算の関する問題です。

 

冷房時のコイル冷却負荷の計算は

 

コイル冷却負荷=空気密度×送風量×図②(67)−①(45)/3600

で求めることができます。

 

問題文で問われている数値で

=1.2×6000×22/3600=44

 

となります。

選択肢1. 18kW

 

誤りです。

選択肢2. 26kW

 

誤りです。

選択肢3. 44kW

 

設問通りです。

選択肢4. 84kW

 

誤りです。

参考になった数36

03

冷房時の空気調和機コイル負荷は、コイル通過前後の空気のエンタルピー差から求めます。湿り空気線図では、各状態点のエンタルピーを読み取り、送風量と空気密度を用いて計算します。

【計算】

コイル冷却負荷 Q は次式で求めます。

Q = ρ × V × (h₁ − h₂) ÷ 3600

ここで、

・ρ=1.2 kg/m³(空気密度)

・V=6,000 m³/h(送風量)

・h₁=67 kJ/kg(コイル入口空気)

・h₂=45 kJ/kg(コイル出口空気)

となります。

したがって、

Q = 1.2 × 6,000 × (67 − 45) ÷ 3600

 = 1.2 × 6,000 × 22 ÷ 3600

 = 44 kW

選択肢1. 18kW

誤りです

Q = 1.2 × 6,000 × (67 − 45) ÷ 3600

 = 1.2 × 6,000 × 22 ÷ 3600

 = 44 kW

選択肢2. 26kW

誤りです

Q = 1.2 × 6,000 × (67 − 45) ÷ 3600

 = 1.2 × 6,000 × 22 ÷ 3600

 = 44 kW

選択肢3. 44kW

正しいです

計算式の答え通りです

選択肢4. 84kW

誤りです

Q = 1.2 × 6,000 × (67 − 45) ÷ 3600

 = 1.2 × 6,000 × 22 ÷ 3600

 = 44 kW

まとめ

冷却コイル負荷は「空気密度 × 風量 × エンタルピー差」で求めます。本問ではエンタルピー差が22kJ/kgとなるため、冷却負荷は44kWとなります。

参考になった数6