1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問18 (空気調和・給排水衛生設備 問4)
問題文
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問18(空気調和・給排水衛生設備 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 冷房負荷計算では、北側の外壁には、実効温度差を用いない。
- 冷房負荷計算では、一般的に、土間床、地中壁からの負荷は見込まない。
- 空調方式により室内を正圧に保つことができる場合は、一般的に、すきま風による負荷を考慮しない。
- 暖房負荷計算の構造体負荷は、一般的に、温度差を定常状態として計算する。
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この過去問の解説 (3件)
01
熱負荷計算に関する問題です。
誤
冷房負荷計算では、北側の外壁には、実効温度差を用います。
時間によって太陽の位置が変わり太陽日射を受ける構造体の熱流は、時間的に非定常です。
外壁の冷房負荷計算では、日射や夜間放射の影響を受けるため、実効温度差を用います。
重量構造体の通過熱量 qは、次式で求めます。
q=K・A・ETDn
K:熱通過率、A:構造体面積、ETDn:実効温度差
正
問題文の通りです。
地中の温度は室温より低いため、土間床や地中壁の冷房負荷計算では、算出しません。
正
問題文の通りです。
空調設備は外気を強制的に入れているため、幾分排気量を少なくし、導入外気量と排気量のバランスから、室内を正圧(室外より幾分高い圧力)に保つことができれば、すきま風による負荷は無視できます。
正
問題文の通りです。
暖房負荷計算では、構造体前後の温度差による熱伝導から計算します。
構造体の温度差は、定常状態としての温度差を用い、実効温度差は用いません。
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02
熱負荷計算に関する問題です。
☓
冷房負荷計算では北側の外壁は
実効温度差を使用します。
北側の外壁には太陽の直射日光をほとんど受けませんが
外気温の変動や放射・壁材の蓄熱の影響を受けます。
よって実効温度差を使用して計算します。
◯
文章の通りです。
冷房時の地中温度は安定しています。
よって冷房負荷計算の土間床・地中壁からの負荷は
無視します。
◯
文章の通りです。
室内が正圧を保てる条件であれば
隙間風による負荷は考慮しなくていいです。
◯
文章の通りです。
定常状態は時間的変化を無視し
室内外の温度差が一定だと仮定する状態です。
よって暖房負荷計算の構造体伝熱は定常状態で計算が一般的です。
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03
熱負荷計算では、冷房負荷と暖房負荷で計算方法が異なる点を理解しておくことが重要です。特に冷房負荷では、日射や蓄熱の影響を考慮するため「実効温度差」を用います。
誤りです。
冷房負荷計算では、方位に関係なく外壁からの熱取得を考慮するため、北側外壁についても実効温度差(ETD)を用いて計算します。北側は直射日光の影響が小さいものの、外気温変動や天空放射、壁体の蓄熱の影響を受けるためです。
正しいです。
地中温度は年間を通じて比較的安定しており、夏季には室温より低いことが多いため、一般的な冷房負荷計算では土間床や地中壁からの負荷は見込みません。
正しいです。
室内を正圧に保てる場合は外気の流入が抑制されるため、一般的にはすきま風による負荷を考慮しません。
正しいです。
暖房負荷計算では、室内外温度差が一定であると仮定した定常計算を行うのが一般的です。
熱負荷計算では、冷房負荷と暖房負荷で計算方法が異なります。冷房負荷では、日射や蓄熱の影響を考慮するため、方位に関係なく外壁の熱取得計算に実効温度差(ETD)を用います。
また、一般的に土間床や地中壁からの負荷は見込まず、室内を正圧に保てる場合はすきま風による負荷も考慮しません。一方、暖房負荷は室内外温度差を一定とした定常計算で求めるのが基本です。
この問題では、北側外壁についても実効温度差を用いることを理解しているかがポイントです。
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