1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問27 (空気調和・給排水衛生設備 問13)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問27(空気調和・給排水衛生設備 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 管きょの管径が変化する場合の接続方法は、原則として水面接合又は管頂接合とする。
  • 分流式の下水管きょにおける最小管径は、一般的に、汚水管きょでは150mm、雨水管きょでは200mmとする。
  • 管きょの流速は、計画下水量に対し、原則として汚水管きょでは0.6〜3.0m/s、雨水管きょでは0.8〜3.0m/sとする。
  • 地表勾配が急な場合の管きょの接続は、段差接合又は階段接合とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

下水道に関する問題です。

選択肢1. 管きょの管径が変化する場合の接続方法は、原則として水面接合又は管頂接合とする。

問題文の通りです。

 

管きょの関係の選定に当たっては、排水区域の路面の縦勾配、埋設物の有無、放流架線の水位、管きょ埋設深さ、接合部の水頭損失などを検討します。

 

水面接合は、推理特性曲線から、各管きょ管径に対する計画水量での水深を計算します。

水深から水位が上下流で一致する管の設置高さを決定します。

 

管頂接合は、管の内面頂部の高さを合わせて接合する方式です。

選択肢2. 分流式の下水管きょにおける最小管径は、一般的に、汚水管きょでは150mm、雨水管きょでは200mmとする。

分流式の下水管きょにおける最小管径は、一般的に、汚水管きょでは200mm雨水管きょでは250mmとします

 

公共下水には、合流式と分流式がありますが、公共下水は原則として分流式とします。

分流式は、汚水と雨水を別々の管路で排除する方式です。

管きょの種類は、硬質塩化ビニル管(VU管)を標準とし、

最小管径は、汚水管きょは 200㎜、雨水管きょは 250㎜とします

 

最小管径は、下水処理する市町村の汚水や雨水の量を基に計算で求められ、標準的なサイズを示しています。

しかし、ある自治体では、汚水、雨水とも管きょ径は、標準とは異なる径に定めているところもあります。

選択肢3. 管きょの流速は、計画下水量に対し、原則として汚水管きょでは0.6〜3.0m/s、雨水管きょでは0.8〜3.0m/sとする。

問題文の通りです。

 

管きょの流速は標準的な流速です。

自治体によっては、汚水、雨水ともに、0.8〜3.0m/sとしている場合もあります。

なお、理想的な流速は、1.0 m/s ~ 1.8 m/s です。

選択肢4. 地表勾配が急な場合の管きょの接続は、段差接合又は階段接合とする。

問題文の通りです。

 

段差接合は、急勾配な所に使われ、階段状に接続して地表勾配に合わせるように、上下流の管底に段差を付ける接合です。

階段接合は、急な地表勾配に対し、管きょの流速を合わせるように取付けます。

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02

下水道に関する問題です。

選択肢1. 管きょの管径が変化する場合の接続方法は、原則として水面接合又は管頂接合とする。

 

文章の通りです。

 

基本は管底接合です。

管きょが変化する場合は流速や流量の変化があり

変化を抑えるために水面接合・管頂接合になります。

選択肢2. 分流式の下水管きょにおける最小管径は、一般的に、汚水管きょでは150mm、雨水管きょでは200mmとする。

 

汚水管きょ→200mm

雨水管きょ→250mm

が正しいです。

 

よって設問は誤りです。

選択肢3. 管きょの流速は、計画下水量に対し、原則として汚水管きょでは0.6〜3.0m/s、雨水管きょでは0.8〜3.0m/sとする。

 

文章の通りです。

 

流速が遅いと管内に汚物・沈殿物がたまりやすくなり

流速が早いと騒音・摩耗等が起こります。

よって3.0m/sを上限が一般的です。

選択肢4. 地表勾配が急な場合の管きょの接続は、段差接合又は階段接合とする。

 

文章の通りです。

 

急勾配な場所で通常の配管を行う場合

流速が速すぎて騒音・摩耗の原因になります。

流速を抑えるため段差接合・階段接合にします。

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03

下水道の管きょ計画では、管径、流速、接続方法などの基準値がよく出題されます。

特に「最小管径」は試験で狙われやすいポイントです。汚水管と雨水管で基準が異なるため、数値を正確に覚えておきましょう。

選択肢1. 管きょの管径が変化する場合の接続方法は、原則として水面接合又は管頂接合とする。

正しいです。

管径が変わる箇所では、流れをできるだけスムーズにするため、水面接合または管頂接合を原則とします。

これにより急激な水位変化や流速変化を抑え、管内の流下能力を確保できます。

選択肢2. 分流式の下水管きょにおける最小管径は、一般的に、汚水管きょでは150mm、雨水管きょでは200mmとする。

誤りです。

分流式下水道における一般的な最小管径は、

汚水管きょ:200mm

雨水管きょ:250mm

です。

問題文の150mm、200mmは小さすぎるため誤りです。

この数値は頻出なのでセットで覚えておきましょう。

選択肢3. 管きょの流速は、計画下水量に対し、原則として汚水管きょでは0.6〜3.0m/s、雨水管きょでは0.8〜3.0m/sとする。

正しいです。

流速が遅すぎると土砂や汚物が沈殿しやすくなり、逆に速すぎると管の摩耗や騒音の原因となります。

そのため標準的な流速は、

汚水管きょ:0.6〜3.0m/s

雨水管きょ:0.8〜3.0m/s

とされています。

選択肢4. 地表勾配が急な場合の管きょの接続は、段差接合又は階段接合とする。

正しいです。

急勾配の地形で通常どおりに管を敷設すると、流速が過大になり管の摩耗や損傷を招くおそれがあります。

そのため、段差接合や階段接合を採用し、流速を適切に抑えながら排水を行います。

まとめ

下水道の管きょ計画では、管径や流速、接続方法の基準を理解しておくことが重要です。特に、**分流式下水道の最小管径(汚水管200mm・雨水管250mm)**は頻出なので、数値をセットで覚えておきましょう。また、管径が変わる箇所の接続方法や、適切な流速の基準もあわせて押さえておくことが大切です。

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