1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問44 (機器・材料・契約 問7)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問44(機器・材料・契約 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

設計図書に記載する「配管材料」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 配管用ステンレス鋼鋼管は、一般配管用ステンレス鋼鋼管の適用範囲を超える使用圧力や、ねじ切り加工が必要な場合に使用される。
  • 硬質ポリ塩化ビニル管のVP、VM、VUの3種類のうち、設計圧力の上限が最も低いものはVUである。
  • 水配管用亜鉛めっき鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(白)に比べて、亜鉛の付着量が多い。
  • 水道用硬質ポリ塩化ビニル管のHIVPは、VPより耐熱性が優れ、給湯管として使用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

設計図書に記載する「配管材料」に関する問題です。

選択肢1. 配管用ステンレス鋼鋼管は、一般配管用ステンレス鋼鋼管の適用範囲を超える使用圧力や、ねじ切り加工が必要な場合に使用される。

問題文の通りです。

 

配管用ステンレス鋼鋼管は、記号ではSUS-TPで、良く使用されるのは、呼び径6~300A、呼びスケジュール40までです。

選択肢2. 硬質ポリ塩化ビニル管のVP、VM、VUの3種類のうち、設計圧力の上限が最も低いものはVUである。

問題文の通りです。

 

硬質ポリ塩化ビニル管区分

管の種類設計圧力(MPa)試験水圧(MPa)
VP・HIVP0~1.02.5
VM0~0.82.0
VU0~0.61.5

選択肢3. 水配管用亜鉛めっき鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(白)に比べて、亜鉛の付着量が多い。

問題文の通りです。

 

水配管用亜鉛めっき鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(SGP)の黒管に溶融亜鉛めっきをした管で、使用圧力1.0MPa以下で、空調・消火・排水などの水配管用です。

水配管用亜鉛めっき鋼管は、亜鉛めっきのSGP(白管)に比べ、フラックス処理後に亜鉛めっきするため、良質な亜鉛メッキ層の付着力が強固です。

選択肢4. 水道用硬質ポリ塩化ビニル管のHIVPは、VPより耐熱性が優れ、給湯管として使用される。

耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管HTは、耐熱性が優れ、給湯管として使用される

 

HT管は、HIVPやVPと同じ硬質ポリ塩化ビニル製で、HT管はVPに耐熱性を加えたもので、90℃までの耐熱があります。HIVPやVPの耐熱は60℃です。

HT管は、VPと機械的強度などはほぼ同じです。

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02

設計図書の配管材料に関する問題です。

 

選択肢1. 配管用ステンレス鋼鋼管は、一般配管用ステンレス鋼鋼管の適用範囲を超える使用圧力や、ねじ切り加工が必要な場合に使用される。

 

文章の通りです。

 

一般配管用ステンレス鋼鋼管は

低圧時に使用・ねじ切り加工に適してないです。

適用範囲を超える場合、配管用ステンレス鋼鋼管を使用します。

 

選択肢2. 硬質ポリ塩化ビニル管のVP、VM、VUの3種類のうち、設計圧力の上限が最も低いものはVUである。

 

文章の通りです。

 

VP→0〜1.0MPa

VM→0〜0.8MPa

VU→0〜0.6MPa

 

よってVUが耐圧力が低いです。

選択肢3. 水配管用亜鉛めっき鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(白)に比べて、亜鉛の付着量が多い。

 

文章の通りです。

 

水配管用亜鉛めっき鋼管は

主に給水管に使用されます。

亜鉛の付着量が多いと防錆性が高くなる特徴があります。

選択肢4. 水道用硬質ポリ塩化ビニル管のHIVPは、VPより耐熱性が優れ、給湯管として使用される。

 

HIVP・VPは給湯管に使わないです

給湯管に使用する場合

HTVP・HT(耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管)を使用します。

 

よって設問は誤りです。

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03

配管材料に関する問題です。

選択肢1. 配管用ステンレス鋼鋼管は、一般配管用ステンレス鋼鋼管の適用範囲を超える使用圧力や、ねじ切り加工が必要な場合に使用される。


記載の通りです。

一般配管用ステンレス鋼鋼管と配管用ステンレス鋼鋼管は区別されます。

特徴については以下の表を参照ください。

 

項目一般配管用(SUS-TPD)配管用(SUS-TP)
肉厚簿肉肉厚(スケジュール管)
接続方法

プレス接合、メカニカル接手

(ねじ加工不可)

ねじ込み・溶接・

フランジ接合

使用圧力主に1.0MPa以下(最高2.0MPa)高圧・高温
主な用途給水・給湯・一般排水プラント・産業向け高圧配管

表は横にスクロールできます

 

選択肢2. 硬質ポリ塩化ビニル管のVP、VM、VUの3種類のうち、設計圧力の上限が最も低いものはVUである。

記載の通りです。

VPの設計圧力は1.0MPa以下、

VMは0.6~0.8MPa、

VUは0.6MPa以下です。

選択肢3. 水配管用亜鉛めっき鋼管は、配管用炭素鋼鋼管(白)に比べて、亜鉛の付着量が多い。

記載の通りです。

選択肢4. 水道用硬質ポリ塩化ビニル管のHIVPは、VPより耐熱性が優れ、給湯管として使用される。

×

水道用硬質ポリ塩化ビニル管はVPとHIVPの2種類が存在し、

HIVPはVPよりも衝撃性に優れています

一般に耐熱性に優れて、給湯管として用いられるのは架橋ポリエチレン管(XE)です。

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