1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問70 (問題B ユニットf 問5)
問題文
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問70(問題B ユニットf 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 飲料用タンクの基礎は、コンクリート基礎と鋼製架台で、高さを600mm以上とする。
- 防振基礎に設置された振動機器は、地震力が作用したときに過大に移動しないよう基礎に耐震ストッパーをボルト等で堅固に取り付ける。
- ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部から上部にある構造物までの距離は、0.8m以上とする。
- 真空又は窒素加圧の状態で据え付けられた冷凍機は、機内を大気に開放した後、配管を接続する。
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この過去問の解説 (3件)
01
機器の据付けに関する問題です。
正
問題文内容通りです。
飲料タンクは保守点検のためのスペースとして、天井まで1m以上、周囲に60cm以上、タンクから株の基礎まで60cm以上の距離を設ける必要があります。
正
問題文内容通りです。
防振基礎は、標準の基礎に防振架台を固定し、耐震ストッパーを設けます。
耐震ストッパーは、水平方向と鉛直方向の地震力に対抗できるように、耐震ストッパーと防振架台間の距離は、機器が運転したときに、接触しない程度に取付けます。
なお、耐震ストッパー面には、地震時に接触するために、緩衝材を取付けます。
(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)参照)
誤
ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部から上部にある構造物までの距離は、1.2 m以上とする。
「ボイラー及び圧力容器安全規則第20条(ボイラーの据付位置)」第1項
【 ボイラーの最上部から天井、配管、その他ボイラー上部の構造物までの距離は、1.2 m以上とします。ただし、安全弁その他附属品の検査や取扱いに支障がなければ、適用しません。 】
ボイラーは、労働安全衛生法施行令第1条第3号に定められた以外の、蒸気ボイラーと温水ボイラーに適用されますので、ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーは法の対象です。
誤
真空又は窒素加圧の状態で据え付けられた冷凍機は、配管接続直前まで開放せず、機内を大気に開放した後、直ちに配管を接続する。
工場出荷時、冷凍機ユニット本体には、乾燥窒素ガスを封入してあり、水分や異物の混入を防止するため、配管接続直前まで機内を開放しません。
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02
機器の据付に関する問題です。
◯
文章の通りです。
貯水タンクはコンクリート基礎と鋼製架台を介して
水平かつ、底面の高さが600mm以上にします。
◯
文章の通りです。
防振基礎は振動を遮断するが、地震時には機器が滑動・転倒しやすいため、
耐震ストッパーを設けて固定します。
☓
ボイラー設置する場合、
ボイラーの最上部から上部にある構造物までの
距離を1.2m以上とします。
よって設問は誤りです。
☓
真空又は窒素加圧の状態で据え付けられた冷凍機は
機内を大気に開放せずに組み立て・据付・配管を行います。
よって設問は誤りです。
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03
施工管理技士としての実務的な判断力や安全意識が問われるポイントでもあります。冷凍機の据付けに関する実務的な注意点があり、冷たい機械にも、ちゃんと温かい配慮が必要です。
正しいです。
「コンクリート基礎と鋼製架台」という構造は、タンクの安定性を確保し、地面からの湿気や汚染物質の影響を避けるために一般的に採用されたり、JIS規格などに基づいて判断されます。
正しいです。
防振基礎とは、機器の運転による振動が建物や周囲に伝わらないようにするための構造です。たとえば、ポンプや送風機などの機器がこれに該当します。
ただし、防振構造は地震のような大きな外力には弱いことがあります。地震時には、機器が防振ゴムなどの上で大きく揺れて移動してしまう可能性があるため、耐震ストッパーを設けて、機器の過大な移動を防ぐ必要があります。実際の現場でも、振動機器の耐震対策は非常に重要で、防振と耐震の両立が求められます。
誤りです。正答です)距離は1.2mです。
「支障がない場合を除き」という条件がついており、特別な設計や構造によって作業性が確保されている場合は、例外が認められることもあるという柔軟性も含まれています。
誤りです。正答です)大気に開放しないです。
工場出荷時の真空状態や窒素加圧状態は、機内への湿気や酸素の侵入を防ぎ、腐食や劣化を防止するために設定されています。
もし据付時に大気に開放してしまうと、湿気や不純物が混入し、冷凍機の性能低下や故障の原因になります。
そのため、機内の状態を保ったまま、密閉性を確保しつつ配管を接続します。
これらは実務に即した安全性・施工手順・保守性などの観点から、正しい知識を持っているかを確認するものです。今回はひっかけ問題があったので全体の正解・解説も含めて整理していきましょう。
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