1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問10 (問題A ユニットa 問10)
問題文
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問10(問題A ユニットa 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- 空気中を伝わる音の速さは、一定の圧力のもとでは、空気の温度が高いほど遅くなる。
- マスキング効果は、マスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど大きくなる。
- 音の大きさは、その音と同じ大きさに聞こえる1,000Hzの純音の音圧レベルの数値で表す。
- 音の回折現象とは、音の伝搬空間に障害物がある場合に、障害物の背後に音が回り込んで伝搬する現象をいう。
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この過去問の解説 (2件)
01
音に関する問題です。
誤
空気中を伝わる音の速さは、一定の圧力のもとでは、空気の温度が高いほど早くなる。
空気中を伝わる音速cは、次のようになります。
c=√(κp/ρ0)・√(1+αt)
κ:体積弾性率、p:圧力、ρ0:0℃密度、α:体膨張係数、t:温度(℃)
κ=1.402、α=1/273、ρ0:1.292
c=√(1.09×p)・√(1+t/273)
大気圧の場合は、c=331.5+0.6×t
式から、温度が上がると音速も上がります。
正
問題文の内容通りです。
ある音を聞くときに、騒音が同時にあると非常に聞きにくくなる現象がマスキングで、騒音が効く音をマスクしたと言い、これがマスキング効果です。
マスキングは、聞く音の周波数に近い音に対し最も大きくなり、マスクする音が大きくなればマスキング量も大きくなります。
正
問題文の内容通りです。
音の大きさは、人間の耳に感じる感度の大きさで、物理的な音の強さとは異なります。
ある音の大きさは、これと同じ大きさに聞こえる1000Hz純音の音圧レベルの数値をラウドネスレベルと言い、[phon]単位で表します。
正
問題文の内容通りです。
大きさが有限な障害物に、音波が障害物の周辺部を超えて反対側に回り込み、減衰し弱まっていっても音波が伝わる現象が、回折です。
回折の程度は、障害物の大きさと音の波長との関係で決まり、波長が長く低周波数の音ほど、回折が起こりやすくなります。
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02
音の物理的な性質(音速と温度の関係)や、 人間が音を感じる仕組み(マスキング効果、 ラウドネスレベル)、 および音が回り込む現象(回折)の定義を正しく理解することがポイントです。
×… 空気中を伝わる音の速さは、 一定の圧力のもとでは、 空気の温度が高いほど「速く」なるため、不適当です。
空気中を伝わる音速(c)の公式は、以下の通りです。
-------------------------
c = 331.5 + 0.6 × t
c:音速 [m/s]
t:温度 [℃]
-------------------------
この式から、 温度(t)が上がると音速(c)も上がることが分かります。
〇… マスキング効果は、 マスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど大きくなるため、適当です。
また、 マスクする音が大きくなれば、 マスキング量も大きくなります。
〇… 音の大きさは、 その音と同じ大きさに聞こえる1,000Hzの純音の音圧レベルの数値で表すため、適当です。
この数値をラウドネスレベルと言い、 単位は [phon](ホン)で表されます。
〇… 音の回折現象とは、 音の伝搬空間に障害物がある場合に、 障害物の背後に音が回り込んで伝搬する現象をいうため、適当です。
回折の程度は、 波長が長く、 低周波数の音ほど、 起こりやすくなる性質があります。
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