1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問26 (問題A ユニットb 問12)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問26(問題A ユニットb 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 取水施設は、河川、湖沼、地下の水源より水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除き、導水施設へ送り込む施設である。
  • 導水施設は、水道法に定められた水質基準に適合する飲用水を作るための施設である。
  • 凝集池は、凝集剤と原水を混和させる混和池、混和池で生成した微小フロックを大きく成長させるフロック形成池から構成される。
  • 送水施設の計画送水量は、計画1日最大給水量(1年を通じて、1日の給水量のうち最も多い量)を基準として決定する。

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この過去問の解説 (1件)

01

上水道に関する問題です。

 

上水道の下図のような、構成になって、河川から取水し、配水塔まで水を送る水道施設です。

選択肢1. 取水施設は、河川、湖沼、地下の水源より水を取り入れ、粗いごみや砂を取り除き、導水施設へ送り込む施設である。

問題文の内容通りです

 

取水施設は、河川・湖沼・地下水源から水を取り入れ、粗いゴミや砂を取り除き、導水施設に送り込む施設です。

選択肢2. 導水施設は、水道法に定められた水質基準に適合する飲用水を作るための施設である。

導水施設は、取水施設で取水された原水を、浄水施設まで導く施設である

 

導水施設は、取水施設で取水された原水を、浄水施設まで導く施設です

導水量の計画は、計画取水量を基準に決めます。

導水方式には、自然流下によるものと、ポンプで加圧して送水する方式があります。

 

問題文の「水道法に定められた水質基準に適合する飲用水を作るための施設は」、浄水施設です。

選択肢3. 凝集池は、凝集剤と原水を混和させる混和池、混和池で生成した微小フロックを大きく成長させるフロック形成池から構成される。

問題文の内容通りです

 

凝集池は、混和池とフロック形成池から構成されます。

 

混和池は、凝集剤と減衰を混和させます。

フロック形成池は、混和池中で完全に水に混和した凝集剤で形成したフロックを、凝集吸着する機能を有します。

選択肢4. 送水施設の計画送水量は、計画1日最大給水量(1年を通じて、1日の給水量のうち最も多い量)を基準として決定する。

問題文の内容通りです

 

送水施設は、浄水場から配水池まで常時一定量の水を送る施設です。

送水施設での計画水量は、計画1日最大給水量、1年を通じて1日の給水量が最も多い量、を基準として定めます。

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