1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問30 (問題A ユニットb 問16)
問題文
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問30(問題A ユニットb 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
- 中央式給湯設備の熱源に使用する真空式温水発生機の運転には、ボイラー技士等の有資格者が必要である。
- 中央式給湯設備の循環ポンプの循環量は、循環管路の熱損失と許容温度降下により決定する。
- 水優先吐水機構をもつシングルレバー式混合水栓は、レバーの中央位置で湯を吐水させないものである。
- 貯湯タンクは、脚部までを保温し、熱損失を防止する。
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この過去問の解説 (1件)
01
給湯設備に関する問題です。
誤
中央式給湯設備の熱源に使用する真空式温水発生機の運転には、ボイラー技士等の有資格者は必要としない。
中央式給湯設備は、機械室などに加熱装置・貯湯タンク・循環ポンプを集中設置し、循環配管によって各階に必要な湯を供給する方式で、多くは大規模建築物に設けられます。
加熱器と貯湯槽で構成され、いろいろな組合せの形式がありますが、真空式温水発生器や大気圧式湯水発生器などと貯湯槽の組み合わせが多く、使用する真空式温水発生機などの加熱器は、「ボイラー及び圧力容器安全規則」の対象となる圧力容器ではないため、法で定められた資格を必要としません。
正
問題文の内容通りです。
循環ポンプの循環湯量 Q は、循環管路の熱損失と許容温度降下(給湯温度と返湯温度との差)で、次式で求めます。
Q=(3600×H)/(ρs・(ts-tr)・Cp)
=0.0143×(H/Δt)
H:配管と機器からの熱損失 [W]、ρs:加熱装置出口湯密度 [kg/m3]、
ts:加熱装置出口温度 [℃]、tr:加熱装置付近の返湯温度 [℃]、Cp:湯の低圧比熱
正
問題文の内容通りです。
「建築物エネルギー消費性能基準」に応じた水優先吐水機構は、台所水栓や洗面水栓で、吐水止水操作部と一体化した温度調節レバーハンドルのある水栓で、レバーが中央位置の時に湯が吐出されない構造のものです。
正
問題文の内容通りです。
中央式給湯設備の循環ポンプの循環量は、管路などの熱損失の大きさによって変化するため、貯湯タンクでの熱損失も加えられます。
特に、脚部での熱損失は見落としがちですが、熱損失防止のためには、脚部での保温を行って、熱損失をなくします。
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