1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問31 (問題A ユニットb 問17)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問31(問題A ユニットb 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

排水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 階層が多い建物の最下階の排水横枝管は、排水立て管に接続せず、単独で排水ますに接続する。
  • 管径65mm以上の間接排水管の末端と、間接排水口のあふれ縁との排水口空間は、最小150mmとする。
  • トラップ桝(ます)は、50〜100mmの封水深を確保できるものとする。
  • 排水立て管に対して60度以下のオフセットの管径は、垂直な排水立て管とみなして決定してよい。

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この過去問の解説 (3件)

01

排水設備に関する問題です。

選択肢1. 階層が多い建物の最下階の排水横枝管は、排水立て管に接続せず、単独で排水ますに接続する。

問題文の内容通りです

 

階層が多い建物では、建物の最下階付近では排水時に大きな正圧を生じ、トラップ跳ね出しで破封になる場合があり、最下階の排水横枝管は正圧を直接受けるおそれがあります。

そのため、立て管系統とは配管系を別として、単独で桝まで配管を接続します。

選択肢2. 管径65mm以上の間接排水管の末端と、間接排水口のあふれ縁との排水口空間は、最小150mmとする。

問題文の内容通りです

 

間接排水管の排水口空間とは、排水系統に直結している器具か排水受け容器のあふれ縁と、間接配管管端との垂直距離です。

排水口空間は、次の表のようになります。

間接排水管の管径 [mm]排水口空間 [mm]
25 以下最小 50
30~50最小 100
65 以上最小 150

選択肢3. トラップ桝(ます)は、50〜100mmの封水深を確保できるものとする。

問題文の内容通りです

 

トラップ桝は、雨水桝に準じて、封水深さが 50~100 mmで容易に腐食や破損しない材質を用い、掃除がしやすく、臭気を逆流しない構造とします。

選択肢4. 排水立て管に対して60度以下のオフセットの管径は、垂直な排水立て管とみなして決定してよい。

排水立て管に対して45度以下のオフセットの管径は、垂直な排水立て管とみなして決定してよい

 

オフセットとは、配管系路を平行移動する目的で、弁と継手で構成された配管です。

オフセットの留意事項は、排水立て管の垂直に対し、45度以下のオフセットの管径は、垂直な立て管と見なして決定します

 

配水立て管の垂直に対し、45度を超えるオフセットの各部の管径は、次のように決めます。

1) オフセットより上部の立て管は、オフセット上部の負荷流量で、通常の立て管とします。

2) オフセットの管径は、排水横主管とします。

3) オフセットより下部の立て管の管径は、オフセットの管径と立て管全体に対する負荷流量のより定めた管径と比べて、大きい方で決定します。

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02

この問題のポイントは、 排水設備における基本的な設計ルールを理解することです。 特に、 高層建物における最下階の配管方法、 間接排水の排水口空間の数値、 トラップ桝の封水深、 およびオフセット配管の角度による取り扱いの違いについて把握することが重要です。

選択肢1. 階層が多い建物の最下階の排水横枝管は、排水立て管に接続せず、単独で排水ますに接続する。

〇… 階層が多い建物では、 排水立て管の底部付近で排水時に大きな正圧が生じ、 トラップの封水が跳ね出して破封する恐れがあります。 そのため、 最下階の排水横枝管は立て管に接続せず、 単独で排水ますに接続することが適切であるため、 適当です。

選択肢2. 管径65mm以上の間接排水管の末端と、間接排水口のあふれ縁との排水口空間は、最小150mmとする。

〇… 間接排水管の管径に応じた排水口空間(最小距離)の基準として、 管径65mm以上の場合は「最小150mm」を確保するよう定められているため、 適当です。 

選択肢3. トラップ桝(ます)は、50〜100mmの封水深を確保できるものとする。

〇… トラップ桝は、 悪臭や害虫の侵入を防ぐとともに排水機能を維持するため、 「50〜100mm」の封水深を確保できる構造とする必要があるため、 適当です。

選択肢4. 排水立て管に対して60度以下のオフセットの管径は、垂直な排水立て管とみなして決定してよい。

×… 排水立て管に対して「45度以下」のオフセットの管径は、 垂直な排水立て管とみなして決定することができますが、 「60度」は45度を超えているため、 不適当です。 45度を超えるオフセットの場合、 その管径は排水横主管として決定する必要があります。

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03

排水設備に関する問題です。

選択肢1. 階層が多い建物の最下階の排水横枝管は、排水立て管に接続せず、単独で排水ますに接続する。

文章の通りです。

 

階層が多い場合の排水横枝管は

排水立て管に接続せず単独で排水ますに接続するか、

排水立て管から距離を十分に取り、排水横主管に接続します。

選択肢2. 管径65mm以上の間接排水管の末端と、間接排水口のあふれ縁との排水口空間は、最小150mmとする。

文章の通りです。

 

管径25以下→最小50mm

管径30〜50→最小100mm

管径65以上最小150mm

の排水口空間を設けます。

選択肢3. トラップ桝(ます)は、50〜100mmの封水深を確保できるものとする。

文章の通りです。

 

悪臭、害虫対策排水機能の維持の為、

50〜100mmの深さにします。

選択肢4. 排水立て管に対して60度以下のオフセットの管径は、垂直な排水立て管とみなして決定してよい。

排水立て管に対して60度以下のオフセットの管径は、垂直な排水立て管とみなして決定してよい

60度以下ではなく、45度を超えるオフセットの管径です。

 

よって設問が誤りです。

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