1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問33 (問題A ユニットb 問19)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問33(問題A ユニットb 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

排水槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 排水槽の清掃や維持管理がしやすいように、排水槽の近くに水栓を設ける。
  • 排水槽の貯留時間が長くなるおそれがある場合は、一定時間を経過するとタイマーでポンプを起動させる制御方法を考慮する。
  • 厨房の排水槽に使用する排水ポンプは、一般的に、汚物用水中モーターポンプとする。
  • 排水槽の通気管は、単独で立ち上げ、最上階で伸頂通気管に接続して大気に開放する。

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この過去問の解説 (1件)

01

排水槽に関する問題です。

選択肢1. 排水槽の清掃や維持管理がしやすいように、排水槽の近くに水栓を設ける。

問題文の内容通りです

 

排水槽の清掃や維持管理がしやすいように、排水槽の近くに水栓を設け、清掃に必要な水を供給しやすくし、また、清掃作業の効率が良くなります。

選択肢2. 排水槽の貯留時間が長くなるおそれがある場合は、一定時間を経過するとタイマーでポンプを起動させる制御方法を考慮する。

問題文の内容通りです

 

汚水槽や厨房排水槽は、排水を長時間ためておくと腐敗が起こり悪臭が発生するため、排水槽の有効容量を小さくし、タイマーで排水ポンプを起動させる制御方式とします。

選択肢3. 厨房の排水槽に使用する排水ポンプは、一般的に、汚物用水中モーターポンプとする。

問題文の内容通りです

 

汚物用水中モーターポンプは、浄化槽の処理水・地下からの湧水・空調機排水などの、固形物をほとんど含まない水を排出するポンプで、ポンプ口径は 40 mm以上とします。

選択肢4. 排水槽の通気管は、単独で立ち上げ、最上階で伸頂通気管に接続して大気に開放する。

排水槽の通気管は、単独で立ち上げ、直接大気に開放する

 

排気槽は、排水や臭気が洩れないように、水密で防臭構造とし、直接外気に開放する通気管を設けます。

通気管は、最小管径 50 mmとし、直接単独で大気に、衛生上有効に、開放します。

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