1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問42 (問題A ユニットc 問5)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問42(問題A ユニットc 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 定風量ユニット(CAV)は、上流側の圧力が変動する場合でも、風量を一定に保つ機能を持っている。
  • グラスウール製ダクトは、ダクト内温度が70℃以下の範囲で使用する。
  • 幅又は高さが450mmを超えるダクトで保温を施さないものには、450mm以下のピッチで補強リブを設ける。
  • たわみ継手は、一般的に、二重にした繊維系クロスの間に補強用のピアノ線が挿入されたものが使用される。

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この過去問の解説 (1件)

01

ダクト及びダクト附属品に関する問題です。

選択肢1. 定風量ユニット(CAV)は、上流側の圧力が変動する場合でも、風量を一定に保つ機能を持っている。

問題文の内容通りです

 

定風量ユニット(CAV)は、ダクト内の圧力にかかわらず、風量を一定に保つ働きをします。

選択肢2. グラスウール製ダクトは、ダクト内温度が70℃以下の範囲で使用する。

問題文の内容通りです

 

グラスウールダクトの適用範囲は、ダクト内圧力が ±500 Paの低圧ダクト範囲、ダクト内温度は75℃以下で使用します。

材料は、板厚は 25 mm以上、密度 60 kg/m3以上で内面飛散防止、外面ガラス系補強のアルミ箔で被覆したものを使います。

選択肢3. 幅又は高さが450mmを超えるダクトで保温を施さないものには、450mm以下のピッチで補強リブを設ける。

幅又は高さが450mmを超えるダクトで保温を施さないものには、300mm以下のピッチで補強リブを設ける

 

ダクトの板振動による騒音を防止するためには、長辺が 450 mmを超える保温を施さないダクトには、間隔 300 mm以下のピッチで補強リブを入れます。

選択肢4. たわみ継手は、一般的に、二重にした繊維系クロスの間に補強用のピアノ線が挿入されたものが使用される。

問題文の内容通りです

 

たわみ継手は、空気調和機や送風機とダクトやチャンバーを接続するときに、振動伝播を防ぐために使用します。

構造は、繊維系クロスの片面に漏れ防止用アルミニウム箔を張ったものを二重にし、不燃性のあるものを使用します。

たわみ部が負圧になるときは、正圧部が全圧 300 Paを超えるときなどには、補強用のピアノ線を挿入します。

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