1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問49 (問題B ユニットd 問5)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問49(問題B ユニットd 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • あと施工のメカニカルアンカーボルトは、めねじ型よりおねじ型の方が許容引抜き力が大きい。
  • 防振基礎は、地震時における機器の移動や転倒防止のために、ストッパーボルトを堅固に締め付ける。
  • Vベルト駆動の送風機は、Vベルトが下側引張りとなるような回転方向とする。
  • 設備機器に対する地震力の計算には、局部震度法や動的解析によるものがあるが、一般的に、局部震度法で行われている。

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この過去問の解説 (1件)

01

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. あと施工のメカニカルアンカーボルトは、めねじ型よりおねじ型の方が許容引抜き力が大きい。

問題文の内容通りです

 

あと施工アンカーボルトは、コンクリート打設後に、ドリルで躯体穿孔し、アンカーボルトを取付けます。

アンカーボルトには、樹脂アンカーボルトと、メカニカルアンカーボルトがあり、メカニカルはおねじ型とめねじ型があり、下表のような特徴がそれぞれあります。

項目

金属拡張アンカー

(おねじ型)

金属拡張アンカー

(めねじ型)

使用状況

あと施工アンカーのうち、

最も使用されます。

おねじ型同様に使用され

ます。

引抜荷重

めねじ型より許容引抜

荷重が大きい。

許容引抜荷重が小さい。
信頼性

めねじ型より信頼性が

あります。

注意が必要です。
注意点

所定のトルク値まで

ナットを締め付けます。

安定した引抜荷重が得ら

れない場合があります。

構造と施工

ヘッドとボルトが一体で、

ナットの締付けでアンカー

を躯体に固着します。

ヘッドとボルトが分離

していて、スリーブの打撃

で、アンカーを躯体に固着

します。

選択肢2. 防振基礎は、地震時における機器の移動や転倒防止のために、ストッパーボルトを堅固に締め付ける。

防振基礎は、地震時における機器の移動や転倒防止のために、ストッパーを据え付ける

 

防振基礎は、地震による機器の過大な変位や転倒防止のために、ストッパーを設けるものです。

そのため、防振基礎は、標準基礎にストッパーを設け、防振架台を間接的に固定し、ストッパーが水平方向と鉛直方向の地震に耐えるもので、防振架台とストッパーとの間隙を機器運転時に接触しない程度に据付けます。

地震時に接触するストッパー面には、緩衝材を取付けます。

選択肢3. Vベルト駆動の送風機は、Vベルトが下側引張りとなるような回転方向とする。

問題文の内容通りです

 

送風機はVベルトによって駆動され、以下の留意事項があります。

1) 最初に、張力の大きさは、Vベルトを指でつまんで、ひねってみて、90度程度くらいひねれるほどか、指で押してVベルトの厚さほどたわむかの伸びが生じるようにします。

2) Vベルトの回転方向が、ベルトの上側引張りではなく、下側引張りとなるように電動機の回転方向を決めます

3) Vベルトは運転経過によって、長さが変化するため、定期に調節を要します。

選択肢4. 設備機器に対する地震力の計算には、局部震度法や動的解析によるものがあるが、一般的に、局部震度法で行われている。

問題文の内容通りです

 

設備機器に対する地震力の計算は、局部震度法と動的震度法がありますが、一般的には、局部震度法が採用されます

局部震度法は、静的な震度分布から求めた各部の設計用水平標準震度に、機器の運転重量を乗じて、作用する設計用水平地震力を求め、耐震設計を行う方法です。

設計用鉛直震度は、設計用水平標準震度の1/2とします。

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