1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問52 (問題B ユニットd 問8)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問52(問題B ユニットd 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

保温、保冷、塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 保温材相互の間隙はできる限り少なくし、重ね部の継目は同一線上に合わせて取り付ける。
  • ホルムアルデヒド放散量は、「F☆☆☆☆」のように表示され、☆の数が多いほどホルムアルデヒド放散量が少ないことを表す。
  • 塗装場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上、換気が十分でなく結露する等、塗料の乾燥に不適当な場合は、原則として、塗装を行ってはならない。
  • 人造鉱物繊維保温材は、ガラス、石灰等から製造され、ロックウール保温材及びグラスウール保温材がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

保温、保冷、塗装に関する問題です。

選択肢1. 保温材相互の間隙はできる限り少なくし、重ね部の継目は同一線上に合わせて取り付ける。

保温材相互の間隙はできる限り少なくし、重ね部の継目は同一線上にならないようにずらして取り付ける

 

保温施工時の留意事項です。

・保温相互の間隙は、できるだけ少なくし、重ね部の継目は、同一線上にならないようにずらして取付けます。

選択肢2. ホルムアルデヒド放散量は、「F☆☆☆☆」のように表示され、☆の数が多いほどホルムアルデヒド放散量が少ないことを表す。

問題文の内容通りです

 

ホルムアルデヒド放散特性は、下表のように表されます。

(JIS A 9504「人造鉱物繊維保温材」)によります。

種類区分記号特性

ロックウール保温材

グラスウール保温材

F☆☆☆☆等級F☆☆☆☆放散速度 5μg/(m2・h)以下
F☆☆☆等級F☆☆☆放散速度 20μg/(m2・h)以下
F☆☆等級F☆☆放散速度 120μg/(m2・h)以下

ホルムアルデヒド放散試験は、JIS A 1901に規定する試験方法とします。

選択肢3. 塗装場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上、換気が十分でなく結露する等、塗料の乾燥に不適当な場合は、原則として、塗装を行ってはならない。

問題文の内容通りです

 

塗装施工の注意事項です。

・塗装場所の気温が 5℃以下、湿度が 85%以上あるいは換気が不十分で乾燥し難い場所では、塗装は行わないようにします。

やむを得ず塗装を行うときは、採暖・換気などの養生を行ってから、塗装施工をします。

選択肢4. 人造鉱物繊維保温材は、ガラス、石灰等から製造され、ロックウール保温材及びグラスウール保温材がある。

問題文の内容通りです

 

人造鉱物繊維保温材は、ガラス・岩石・その他の鉱物・容易に溶融されるスラグから製造され、グラスウール保温材、ロックウール保温材があります。

 

保温材の種類には、ウール、保温板、フェルト、波形保温材、保温帯、ブランケット、保温筒があります。

JIS A 9504「人造鉱物繊維保温材」に、保温材の主な特性が規定されています。

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02

断熱や適した性能を確保するための基本的な施工ルールです。

選択肢1. 保温材相互の間隙はできる限り少なくし、重ね部の継目は同一線上に合わせて取り付ける。

誤りです。 正答です)継目は同一線上にしません。

継目が一直線に並ぶと、熱が逃げやすい穴ができてしまうので、ずらすことで断熱性能を均一に保ち、熱損失を防ぎます。

選択肢2. ホルムアルデヒド放散量は、「F☆☆☆☆」のように表示され、☆の数が多いほどホルムアルデヒド放散量が少ないことを表す。

正しいです。

建築基準法では、F☆☆☆☆は使用量制限なしや、F☆☆☆以下は使用量や使用場所に制限があるという規定があります。本来、F等級は、シックハウス症候群対策と室内空気汚染防止のために導入された制度です。合板、フローリング、内装材、家具などにも適用されます。

選択肢3. 塗装場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上、換気が十分でなく結露する等、塗料の乾燥に不適当な場合は、原則として、塗装を行ってはならない。

正しいです。

塗料は環境の著しい変化によって乾燥。硬化に大きく影響するので、環境条件を人工的に計画します。塗装は技術だけでなく、環境管理が品質を左右する作業です。

選択肢4. 人造鉱物繊維保温材は、ガラス、石灰等から製造され、ロックウール保温材及びグラスウール保温材がある。

正しいです。

ロックウールは高温に強いですが、グラスウールは軽量で吸音性が高いという性質の違いがあります。

まとめ

性能を比較することで現場での詳細な判断が容易になります。

参考になった数0

03

保温、保冷、塗装に関する問題です。

選択肢1. 保温材相互の間隙はできる限り少なくし、重ね部の継目は同一線上に合わせて取り付ける。

 

保温材相互の継目は

一直線にならないようにずらして取り付けます。

 

よって設問は誤りです。

選択肢2. ホルムアルデヒド放散量は、「F☆☆☆☆」のように表示され、☆の数が多いほどホルムアルデヒド放散量が少ないことを表す。

 

文章の通りです。

 

ホルムアルデヒド放散量の「F」は

建築基準法における有害物質の放散等級を表す記号です。

選択肢3. 塗装場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上、換気が十分でなく結露する等、塗料の乾燥に不適当な場合は、原則として、塗装を行ってはならない。

 

文章の通りです。

 

塗装場所の条件は

気温5〜30℃

湿度85%以下 とされています。

 

条件に満たしていない環境で塗装で

ムラができる、施工不良の可能性があります。

選択肢4. 人造鉱物繊維保温材は、ガラス、石灰等から製造され、ロックウール保温材及びグラスウール保温材がある。

 

文章の通りです。

 

人造鉱物繊維保温材は

ロックウール保温材、グラスウール保温材があり、

断熱・耐火・吸音性を持つ不燃材料です。

参考になった数0