1級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)
問70 (問題B ユニットf 問5)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年) 問70(問題B ユニットf 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
  • 2台の冷却塔を近接して設置する場合、ルーバー面の高さの1.5倍以上離して設置する。
  • 接着系あと施工アンカーの打設間隔は、呼び径の8倍以上を標準とする。
  • 横型ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とする。
  • 機器側のアンカーボルト用の穴径は、アンカーボルト呼び径の+2mm程度がよい。

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この過去問の解説 (1件)

01

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 2台の冷却塔を近接して設置する場合、ルーバー面の高さの1.5倍以上離して設置する。

2台の冷却塔を近接して設置する場合、ルーバー面の高さの2倍以上離して設置する

 

冷却塔はルーバーから空気を取り入れ、充填剤に滴り落ちてくる水と熱交換し、湿度が高くなった空気を、上部から送風機で排出します。

 

冷却塔が機能するには、ルーバーから必要とされる空気量を取り入れるために、周囲に冷却塔が複数台あるいは壁に近接して設置されるときは、取り入れる空気が不足しないような離隔距離を確保することが必要です。

 

2台の冷却塔を近接して設置する場合には離隔距離はルーバーの吸込み高さの、2倍以上必要とされています

選択肢2. 接着系あと施工アンカーの打設間隔は、呼び径の8倍以上を標準とする。

接着系あと施工アンカーの打設間隔は、呼び径の10倍以上を標準とする

 

アンカーボルトが所定の許容引抜力を得るためには、下表のようなアンカーボルトの打設間隔以上の距離で、施工する必要があります。

と施工接着系のアンカーボルト間の距離は、呼び径の10倍以上とされていて、打設間隔が表のような値より小さい間隔しか取れなければ、許容引抜力を小さくして耐震計算をする必要があります。

アンカーボルト種類ボルト間 間隔
埋込式アンカーボルト L型10d以上 (dはボルト径)
埋込式アンカーボルト JA型2L以上 (Lはボルト埋込長さ)
箱抜き式アンカーボルト箱抜き外間寸法 10 mm以上
あと施工おねじ型メカニカルボルト2L以上 (Lはボルト埋込長さ)
あと施工樹脂アンカーボルト10d以上 (dはボルト径)

選択肢3. 横型ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とする。

問題文の内容通りです

 

横型ポンプを2台以上並べて設置する場合は、ポンプのメンテナンススペースを確保するために、基礎の間隔は 500 mm以上取って設置します。

選択肢4. 機器側のアンカーボルト用の穴径は、アンカーボルト呼び径の+2mm程度がよい。

問題文の内容通りです

 

アンカーボルトの呼び径は、ねじの呼び径で、機器側の穴は、アンカーボルトがスムーズに入るように呼び径よりも大きくする必要があり、一般的に、クリアランスは、ボルト径+2mm~+5mm程度の隙間を設けます。

 

「建設省告示第1456号(鉄骨造の柱の脚部を基礎に緊結する構造方法の基準を定める件)」

【 アンカーボルト孔の径を、アンカーボルトの径に 5 mmを加えた数値以下の数値とします。 】

建築基準法施行令66条(アンカーボルトの緊結に係る規定)に関連した告示では、以上のように、アンカーボルトの機器側の穴の径は、5 mm以下となることが、規定されています。

 

ただし、アンカーボルトの機器側の穴の径の規格は、明確に決められたものはなく、メーカーごとに大きさが異なります。

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